2026/03/31 23:27

ありがとう日本書道専門学校


母校である日本書道専門学校が

今年の春、閉校となりました。

1学年4クラスが講義の時間、教室がギュウギュウ詰めになっていた30年前を懐かしく思います。

卒業後もたまに学校に行けば知っている人が誰かしらいて当時の自分に戻れる場所でもありました。

ずっとそこに存在する事。

それは当たり前ではないとはよく言いますが、

本当にそうなんだなと気付かされた出来事でした。

先生方には大変お世話になり感謝しています。

無き恩師、田中常貴先生も向こうでは残念がっている事かと思います。


文字の美しさを好きだった感覚が幼少の頃から自身にはありました。

この感覚を持っていなければ今の私はありません。

何を美しいと感じるのか。

書道に限った事ではなく、感覚は全てに共通しています。

その感覚を持ち合わせていなければ人を指導する事はおろか理解することさえできません。

たとえ感覚を持ち合わせていたとしても、そこがズレてしまうと残念な人になってしまう。

オシャレに長けている人であったとしても

センスがない人がいるように

書の世界でも共通して言える事です。

文字の美しさがよくわからない人が人を指導する事はできません。

ですから、誰にでも簡単に書ける、指導できる。それは全くの嘘なんですね。

本物というのはどの世界でもほんの一握りしか存在しません。

それが分かる人か、そうでない人かはその人の器次第。

自身は生涯それが分かる人間であり続けたい。


今日の筆文字は涯です   難易度★★★★★

書き方のポイント 5画目をながめに

気が向いたら書いてみてください