2022/08/09 18:32


長崎原爆の日

第二次世界大戦中の話
母が子供の頃、戦火を逃れるため上野から祖母の
茨城の親戚へ疎開しました

茨城から東京の方角が赤く燃えているように見えた
大切にしていた本も折り紙も全部、焼けて無くなってしまった
命からがら素足で走って逃げる間、そこらじゅうに死体が転がり
血の海になっていた
焼夷弾が次々と空から降り注ぐ
爆発した破片が足に刺さり、焼けるように痛むがそれでも必死に走り続ける
足の裏にはぬるぬるとした人の血がべったりとついていた
どこをどう走ったか分からず、ある家にたどり着くと、そこの家の方に
おむすびを頂いた
とても美味しくて改めて御礼を言いたくて訪ねて行ったが見つけることが
できなかった
そう母は話していました
戦争時代を過ごしている方が少なくなり、その当事者である両親から
戦争の話を聞けた事は私に疑似体験をさせてくれた事

今なお、戦争は他国で起きていますが日本も例外ではありません
「ぼけっとしていると爆弾が落ちてくるよ」とよく母に言われた事を
思い出します

今日の筆文字は爆です
書き方のポイント 日を気持ち大きめ
気が向いたら書いてみてください